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写真1●vCHSとオンプレミスとの連携
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写真2●vCHSのDC拠点
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 米ヴイエムウェアは、同社のパブリッククラウドサービス「vCloud Hybrid Service(vCHS)」を2013年9月から米国で正式に開始する。8月26日(現地時間)から米国サンフランシスコで開催中のイベント「VMworld 2013」で発表した。5月にEarly Accessプログラムを通じて限定的に提供してきたが、これを一般向けにリリースする。

 vCHSはvSphereを使って構築されており、同じvSphereを用いた社内のプライベートクラウドと連携させたハイブリッド型の運用を可能とする(写真1)。

 データセンター(DC)は9月の開始時点では、カリフォルニア州のサンタクララ、バージニア州のスターリング、ネバダ州のラスベガスの3拠点。10月には、テキサス州のダラスのDCも加わり、合計4拠点となる。パートナー企業の米サヴィス(Savvis)も2013年から2014年に掛けて、同社の2カ所のDC(シカゴとニューヨーク)でvCHSのサービスを開始する計画である(写真2)。

 vCHSでは、「Virtual Private Cloud」と「Dedicated Cloud」という2種類のサービスクラスを用意した。Virtual Private Cloudはマルチテナント型、Dedicated Cloudは物理的に分離されたリソースを提供する。1時間あたりの料金は、前者が4.5セントから、後者が13セントからである(1Gバイトの仮想マシン、1個のプロセサの場合)。

 ユーザー企業のDCとvCHSとを専用ネットワークで接続する「Direct Connect」と呼ぶサービスも10月から提供する。1ポート当たりの月額料金は、1Gバイトのコネクションで75ドル、10Gバイトのコネクションで250ドルである。さらに、ユーザー企業のアプリケーションやデータをvCHS側に自動的にリプリケートする「Disaster Recovery as a Service」も2013年第4四半期にベータサービスとして開始予定である。

Pivotalとも協業

 PaaSソフト「Cloud Foundry」へのvCHSでの対応は2013年第4四半期の予定である。ヴイエムウェアと米Pivotalは8月26日、Cloud Foundryの商用エンタープライズ版「Pivotal CF」を共同開発することも発表している(発表資料)。Pivotal CFは、vSphereおよびvCHSの両方で動作する。