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 アルファテック・ソリューションズ(ATS)は2013年9月13日、製品選択の工夫によって導入コストを抑えたVDI(デスクトップ仮想化)システム「Server-VDIソリューションパッケージ」を発表、同日販売を開始した。ソフトウエア/ハードウエア一式をセットで提供する。100ユーザー構成の参考価格(5%税込み)は約670万円(1ユーザー当たり約6万7000円)。

 VDIシステムの価格を安く抑えたポイントの一つは、シンクライアントからリモート操作する仮想デスクトップに、クライアントOS(Windows 7/8)ではなくサーバーOSの「Windows Server 2012」を使うこと。Windows Serverのマルチユーザー機能であるTerminal Servicesを利用する(あたかもクライアントOSのような見栄えを実現できる)。実際にクライアントOSを動作させるわけではないので、クライアントOS用のライセンス「Windows VDA」が必要ない。

 価格を低く抑えたもう一つのポイントは、VDIソフトとしてイスラエルEricom Softwareの「PowerTerm WebConnect」(関連記事)を使うこと。同ソフトの価格(税別)は、指名ユーザー100~499人のケースでは、1ユーザー当たり8760円になる(国内販売代理店のアシストの価格)。他社製のVDIソフトよりも価格が安いという。

 ハードウエアには、米Hewlett-Packard製のPCサーバー機をセットにした。100ユーザー構成の場合は、ラックマウントサーバー機の「HP ProLiant DL385p Gen8」を使う(大規模ではブレードサーバーを使う)。ストレージは、大規模構成では外付けの共有ストレージを使うが、小規模構成ではサーバー内蔵ドライブを使うことでストレージ費用も低く抑える。

 なお、HP製ハードウエアとPowerTerm WebConnect/Windows Serverを組み合わせたVDIシステムパッケージは、今回が初めてではない。日本ヒューレット・パッカードが2013年3月に「Server-VDI」の名称で販売を開始している(関連記事:日本HPが1人当たり5万7000円のVDIシステム、非VDAと安価VDIソフトで構成)。この時はサーバーOSとしてWindows Server 2008 R2がセットになっていたが、今回のATSのシステムパッケージではWindows Server 2012をセットにしている。