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他社のiPhoneを下取りしてどうする?

 圧巻は、他社のiPhoneの下取りプログラムまで用意したことだ。iPhone 5で最大2万ポイント、iPhone 4Sで最大1万ポイント、iPhone 4で5000ポイントと引き換える。下取り自体は他社も実施しているので新鮮味がないかもしれないが、他社iPhoneはすべてSIMロックがかかっているので同社で再利用できないはずだ。「下取りした端末の活用方法までは決まっていない」(同社)とするが、最近になって下取りを始めたアップルの引き取りがあるのか、など気になる部分である。

 ほかにもキャンペーンは目白押し。他社からのMNP転入で基本料を最大13カ月間、0円とする「ドコモへスイッチ割」をはじめ、同じMNP転入でも過去にNTTドコモの利用者だった場合に基本料を最大25カ月間、0円とする「ドコモへおかえり割」、iモードケータイとのセット契約で基本料などを割り引く「プラス iPhone割」などを用意した。iPhoneが若者に人気なことに着目し、「ドコモへスイッチ学割」(最大37カ月間、基本料が0円+パケット定額料が1050円引き)という学割キャンペーンも用意した。学割は通常、春商戦だけが対象だが、これも異例の措置と言える。もうとにかく取れるところは狙っていくという印象だ。

 なお、NTTドコモのiPhone 5s/5cは他社と同様、SIMロックがかかっている。LTEの通信速度は最大100Mビット/秒(対応地域は現状、限られる)になる。

 また、SPモードメールへの対応は10月1日となっており、それまでは利用できない。しかも当初はメールのプッシュ配信に対応せず、ポーリング方式となる。KDDIが2年前にiPhoneの販売に参入した当初も同じような問題があり、NTTドコモも当面はメール対応に苦労しそうだ。メールのプッシュ配信には、2014年1月中旬をメドに「ドコモメール」(Android向けは10月、iPhone向けは12月に提供予定。iPhone向けのプッシュ配信はさらにずれる)で対応する予定である。

 dマーケットをはじめとした上位レイヤーの付加価値サービスに関しては、対応を順次進めていく計画だ。9月20日時点のサービスはdクリエーターズだけだが、10月1日にdゲームとdショッピング、10月中旬以降にdミュージックやdヒッツ、dブック、dビデオ、dアニメストアなどの対応を予定している。iPhoneのブラウザー「Safari」に登録された「dマーケット」のブックマークからアップストアに接続、必要なアプリをそれぞれダウンロードする必要がある。