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写真●信州OSS推進協議会キックオフイベントの模様(写真提供:塩尻市振興公社)
写真●信州OSS推進協議会キックオフイベントの模様(写真提供:塩尻市振興公社)
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 塩尻市振興公社は2013年9月13日、「信州OSS推進協議会」のキックオフイベントを開催した。イベントには約60の企業と団体、計100人以上が参加。信州地域でオープンソースソフトウエア(OSS)を活用したITシステム開発案件の共同受注などを目指す。

 塩尻市振興公社は長野県塩尻市が出資する一般財団法人。市街地再開発および製造業の支援を実施して地域の活性化を図ること目的として設立され、企業のインキュベーション施設である塩尻インキュベーションプラザ(SIP)を運営している。

 塩尻市ではRubyで構築した図書館システムを導入しており(関連記事)、またサイトブリッジ、まちづくり三鷹、塩尻市振興公社が開発したRuby製CMS(コンテンツ管理システム)「ZOMEKI」を開発、OSSとして公開している。

 これらの背景から、「地元の中堅・中小のIT企業が、発効率が高く、今後市場の拡大が見込まれるRubyなどのOSSを活用し協業することで、大手企業に対抗してシステム開発案件を獲得できるようにすることを目指す」(信州OSS推進協議会)ために協議会を設立。会長には塩尻市振興公社 理事長の加藤廣氏が就任した。

 キックオフイベントでは、コミュニティ・クリエイションが「RubyとOSSで開発した図書館情報システムと施設予約システムの取組」と題し、またリモードデザインとコミュニティ・クリエイションが「塩尻発、Rubyで開発したコンテンツマネジメント・システムのOSS展開」と題して講演を行った。両社とも塩尻インキュベーションプラザに入居している企業である。

 具体的な活動としては、OSSを活用したビジネスの取り組み事例や最新情報などの講演会、セミナー、勉強会などを開催する。

 そして会員企業の協業によるITシステム開発案件の営業活動も展開する。「信州域内IT企業やIT在宅ワーカーの力を束ね、OSSを使った安価で柔軟な業務システムを商材とし『域内システム案件の地産地消』を推進する」(信州OSS推進協議会)。

 2013年10月より、複数社協業型営業・開発モデルの検討とトライアル開発を開始、2014年1月から本格展開を目指す。協業型スキームで年間20件以上の案件獲得を目標としている。

[信州OSS推進協議会キックオフ資料(PDF)]