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 徳島県は2013年9月25日、県庁で働く職員が築いた人脈を見える化し、PR活動などに活用するため、クラウド型の名刺管理サービス「Sansan」(提供企業は同名のSansan)を採用したことを発表した。Sansanによると、全国の自治体では初めての事例だという。

 これまで徳島県では、職員個人が名刺情報を管理してきた。しかし、各職員が在任中に築いた人脈が数年ごとにある人事異動のたびに途切れ、有効活用できていないという反省があった。

 例えば、徳島県の東京本部では農林水産物のアピールや企業誘致などを行っているが、東京本部の担当者は2~3年で異動になり徳島県庁に戻ってしまうため、せっかく東京で築いた人脈をうまく引き継げないことがあった。また、名刺は職員が個人で管理しているため、事務効率も悪かった。

 そこでまず東京本部で2013年9月から2014年3月まで、Sansanの名刺管理サービスを試験導入する。名刺情報を共有しながら効果を確認し、本格導入に踏み切る計画だ。

 Sansanは2007年6月設立のベンチャー企業で、クラウド型の名刺管理サービスの提供に特化している。2007年から現在までの約6年で、Sansanの利用企業は約1500社に達している(関連記事:名刺をスマホカメラで撮ると電子化してくれる、Sansanが手入力にこだわって約1500社導入)。