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 アシストは2013年10月21日、PostgreSQLで地理データを扱えるようにする機能拡張ソフト「PostGIS」について、有償サポートサービスを開始したと発表した。これにより、オープンソース(OSS)のリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)であるPostgreSQL本体のサポートサービスと合わせ、GIS(地理情報システム)の構築に必要なミドルウエアのすべてをサポートサービス付きで提供できるようになった。

 新たにサポートサービスの対象としたPostGISとは、PostgreSQLで地理データ(点、線、ポリゴンなど)を扱えるようにする、PostgreSQLの機能拡張ソフトである。別途、フロントエンドのGISソフトと組み合わせることで、地理データの格納にPostgreSQLを利用できるようにする。カナダのRefractions Researchが開発し、OSSとして配布している。

 アシストはこれまで、OSSのRDBMSであるPostgreSQLに対して、有償サポートサービスを提供してきた。また、PostGISを使ってPostgreSQLに地理データを格納するGISも、有償製品として提供してきた。今回、GISのフロントエンドとなる有償製品やバックエンドとなるPostgreSQL本体のサポートサービスに加えて、この両者をつなぐPostGISについてもサポートサービスを用意した形である。

PostgreSQLのサポート品目に合わせて提供

 PostgreSQLとPostGISのサポートサービスには、サポート内容とサポート時間帯に応じて、エントリ、スタンダード、エンタープライズの3種類がある。エントリは、時間帯が平日の9:00~17:00で、サポート内容はマニュアルレベルの確認と発生事象の再現確認に限る。スタンダードは、時間帯がエントリと同じ平日の9:00~17:00だが、サポート内容はエントリに加えて、ソースレベルの確認や修正パッチの提供などが含まれる。エンタープライズは、サポート内容はスタンダードと同じだが、時間帯が24時間365日となる。

 サーバー単位のサポート費用(税別)は、以下の通り。エントリは、PostgreSQLが年額24万円、PostGISが年額12万円。スタンダードは、PostgreSQLが年額44万円、PostGISが年額22万円。エンタープライズは、PostgreSQLが年額88万円、PostGISが年額44万円となる。

PostgreSQL+PostGIS利用のGISフロントエンドを提供済み

 なお、GISのフロントエンドとなる有償製品としては、BI(ビジネスインテリジェンス)ソフトの「QlikView」(米Qlik Technologies製)と、QlikViewで地理情報を扱えるようにする機能拡張ソフト「GeoQlik」(フランスのBusiness Geografic製)の二つを用意している(関連記事:アシスト、アドホックBIソフト「QlikView」用の地図連携アドオンを販売)。これらは有償製品であり、サポートも有償で受けられる。例えば、GeoQlikの年額サポート費用はライセンス価格の20%となる。