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写真1●BumpRecorder
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写真2●BumpRecorderで計測した路面データはインターネットで共有される
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 Androidアプリ「BumpRecorder」による道路段差の計測と共有を支援する会社「バンプレコーダー」が2013年10月23日、設立された。BumpRecorderは日本Android会 埼玉支部のメンバーが中心となっているバンプレコーダー製作委員会が開発したアプリであり「日本Androidの会のコミュニティから発足する初めての事業会社」(バンプレコーダー)という。

 BumpRecorderは、2004年10月23日に発生した新潟県中越地震を契機に開発が始まった道路段差の計測・共有アプリ(関連記事)。車に載せて道路を走行するだけで道路の段差を測定、損傷状況をインターネットで共有することができる。2011年の東日本大震災に際しては、開発メンバーがBumpRecorderを使って東北地方を走行し、地震後2か月間で4600kmを測定した。

 2011年10月には、復興支援をテーマとした日経BP社 ITpro主催の復興支援スマートフォンアプリコンテストA3 Togetherで大賞を受賞(関連記事)。2011年12月には第31回交通工学研究発表会で研究奨励賞を受賞している。

 「これらの成果を社会に還元するために事業会社を設立した」(バンプレコーダー)。代表取締役にはバンプレコーダー製作委員会の主要メンバーである佐藤憲司氏が就任した。

 「2012年12月2日に発生した中央自動車道笹子トンネルの天井板崩落事故以降、道路など社会インフラの老朽化問題がクローズアップされている。現在の状況を把握すべく総点検が行われているが、日本の道路の総延長は120万km以上に及び、その実施は容易ではない」(バンプレコーダー)。バンプレコーダーではこのような社会的課題の解決に向け、自動車をスマートフォンに乗せて走行するだけという手軽な方法で、日常的に道路状況を把握できるサービスを提供していく方針だ。