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 米Dellは現地時間2013年10月29日、同社創業者のMichael Dell会長兼最高経営責任者(CEO)と米Silver Lake Partnersによる同社買収の手続きが完了したと発表した。

 Dell株主には1株当たり現金13.75ドルのほか、1株当たり0.13ドルの特別配当が支払われる。取引総額は約249億ドルとなる。Dellは、同日の株式取引の終了をもって上場を廃止する。

 Michael Dell氏らによる非公開化計画は2013年2月に公表され、当初の買収額は1株あたり13.65ドルだった。7月に買収価格を1株当たり13.75ドルに引き上げる修正案を発表し、Dell特別委員会は投票資格基準日と投票開催日を変更することで修正案に合意した(関連記事:Dell特別委、1株13.75ドルの修正案で創業者と合意、株主投票を延期)。

 非公開化に反対していた著名投資家のCarl Icahn氏は、5月に米Southeastern Asset Managementとともに代替案を提出したほか、8月にDellおよび同社取締役を米デラウエア州の衡平法裁判所に提訴するなど、断固として計画阻止を狙っていた。しかし判事がIcahn氏の主張を退けたことなどから「勝利を得るのはほぼ不可能」と判断し、臨時株主総会直前に計画阻止を断念した(関連記事:Dellの非公開化計画、Icahn氏が阻止を断念)。

 非公開化計画は9月12日の臨時株主総会で株主の承認を獲得。10月1日には必要な当局からの承認がすべて揃い、10月末までに手続きを完了するとしていた(関連記事:Dell、当局の承認をすべて取得、非公開化へ秒読み)。

 Dellの株価は前日比0.03ドル高(0.22%増)の13.86ドルで取引を終えている。

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