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 米DISH Networkは現地時間2013年11月6日、傘下のDVDレンタル事業Blockbusterの実店舗とDVD郵送業務の物流センターを2014年1月前半に閉鎖すると発表した。現在米国には約300カ所のBlockbuster店舗が残っている。

 Blockbusterは、2010年9月に米連邦破産法11条の適用を申請し、2011年2月に会社売却に向けた手続きを開始。同年4月に破産裁判所のオークションでDISHが約3億2000万ドルで落札した。DISHがBlockbusterを獲得した当時は国内1700カ所に店舗があり、「Blockbusterの強いブランド力と複数チャネルのレンタル事業を得ることで、既存のビデオサービス事業の強化を図る」としていた(関連記事:DISH Network、経営破綻したBlockbusterの資産を3億ドル強で落札)。

 DISHのJoseph P. Clayton社長兼最高経営責任者(CEO)は、「今回の決断は簡単ではなかった。しかしビデオエンターテインメントに対する消費者の需要は明らかに(DVDから)デジタル配信に移行している」と説明。また、「物理的レンタルサービスは終了するが、引き続きBlockbusterブランドの価値を理解し、そのブランド力をデジタルサービスの拡大に生かしたい」と述べた。

 なお、フランチャイズ契約およびライセンス契約を結んでいる米国内外のレンタルストアは閉鎖の対象に含まれない。米メディア(Bloomberg)によると、フランチャイズおよびライセンス契約の店舗は米国に約50店、国外に約400店あるという。

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