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日本人は質問下手?

 Qiitaのシステムを開発したのは、同サービスを運営するIncrementsの代表取締役である海野弘成氏(写真1)。デザインを担当する小西智也氏、渉外を担当する横井孝典氏とともに2012年2月に同社を立ち上げた。

 Qiitaを作ったきっかけは、横井氏が「プログラミングを学びたい」と海野氏に相談したことだったという。海外には「Stack Overflow」や「Hacker News」といったプログラミングを学ぶのに有用なサイトがあるものの、日本にはそうしたサービスがない。そこで、海野氏はプログラミングに特化したQ&Aサイトを開発し、2011年7月にサービスを開始した。

 ところが思うように質問が集まらない。「もしかしたら、日本人はわからないことを表に出すのが恥ずかしいのかもしれない」(海野氏)。一方、質問に対する回答率は高かった。「教えたい人」は多かったのだ。「それならノウハウを引き出す場所にした方がいいのではないか」と考えた海野氏は、Qiitaを情報共有サイトに作り変えた。2011年9月にサービスを現行のものにリニューアルし、2012年2月に法人化した。

 Qiitaのサービスの実装には、Webアプリケーション・フレームワーク「Ruby on Rails」とクラウド・サービス「Amazon Web Services(AWS)」を利用している。ソースコード管理には「GitHub」を使っているという。