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 スマートテレビ向けのソフトウエア基盤に新たな候補が登場した。パナソニックは、Webブラウザー開発を手掛ける米Mozilla社と次世代のスマートテレビの開発で提携。Mozilla社が開発を進めているオープンソースのソフトウエア基盤「Firefox OS」をスマートテレビに搭載する。テレビとインターネットの融合を実現しやすい環境を整え、2014年度中の製品化を目指す。2014年1月7日(米国時間)に開幕する「2014 International CES」で明らかにした。

パナソニックは、テレビに「Firefox OS」を採用する。写真は、スマートフォン向けのFirefox OS。
パナソニックは、テレビに「Firefox OS」を採用する。写真は、スマートフォン向けのFirefox OS。
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 Firefox OSは現在、主にスマートフォン向けにMozilla社が開発しているソフトウエア基盤だ。以前は「Boot to Gekko(B2G)」と呼ばれており、同社のWebブラウザー「Firefox」のレンダリングエンジン「Gekko」が中核になっている。次世代Web記述言語の標準規格「HTML5」によるアプリケーション・ソフトウエア(以下、アプリ)開発が基本だ。

 パナソニックはFirefox OSの採用によって、テレビ向けのアプリ開発基盤を整備することを狙う。高価格帯の上位機種を足掛かりに、今後開発するスマートテレビに同ソフトウエア基盤を全面的に採用していく計画だ。よりオープンなWeb標準の開発基盤を採用することで、モバイルやパソコン向けのWebサービスやアプリの開発者を囲い込み、スマートテレビ向けアプリのエコシステムを構築したい考えである。インターネットとテレビ向けのサービスの融合を、これまで以上に促進することを目指す。