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図1●Huawei社が発表したスマートフォンの新機種「Ascend Mate2 4G」
図1●Huawei社が発表したスマートフォンの新機種「Ascend Mate2 4G」
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 中国Huawei Technologies(華為技術)社は2014年1月6日、米国最大の家電見本市「2014 International CES」(米国ラスベガス、2014年1月7日~10日)の開催に先立って記者発表会を開催し、スマートフォンの新機種「Ascend Mate2 4G」を発表した(図1)。「LTE」に対応し、近く欧米やアジアなどで販売を開始する予定である。

 調査会社のIDC社によれば、2013年第3四半期のスマートフォン世界市場におけるHuawei社のシェアは出荷台数ベースで4.8%と、3位につける。同1位は韓国Samsung Electronics社(31.4%)、同2位は米Apple社(13.1%)である。

 Huawei社は2013年に前年比63%増となる5200万台のスマートフォンを出荷した。今後も順調な成長を見込むとして、同社Consumer Business GroupのExecutive Vice PresidentであるColin Giles氏は「2014年は8000万台のスマートフォンを販売する」という考えを明らかにした。

他のスマホに電力を“おすそ分け”

図2●登壇したHuawei社Consumer Business Group CEOのRichard Yu氏
図2●登壇したHuawei社Consumer Business Group CEOのRichard Yu氏
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図3●記者発表会の参加者のスマートフォンに電力を“おすそ分け”する実演を披露
図3●記者発表会の参加者のスマートフォンに電力を“おすそ分け”する実演を披露
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 Huawei社は、前回の「2013 International CES」でスマートフォン「Ascend Mate」を発表している。今回の機種はその後継になる。製品の特徴を説明した同社Consumer Business GroupでCEOを務めるRichard Yu氏によれば、開発で最も注力したのは「電池の持ち」だったという(図2)。

 搭載するLiポリマー2次電池の容量は4050mAhで前機種と同じだが、「30%以上電池の持ちをよくした」(Yu氏)とする。ソフトウエアの管理や電源制御の調整、ハードウエアの最適化などで実現したという。これにより、1回の充電で半日間続けてインターネットを閲覧できたり、音楽を100時間連続して再生できたりするようだ。電池関連では、「Reverse Charging」と称する機能を初めて搭載した。これは、Ascend Mate2 4Gに蓄えた電源を使って、他のスマートフォンを充電できるというもの(図3)。

 搭載するOSは「Android 4.3」。液晶ディスプレイの大きさは6.1型である。アプリケーション・プロセサはQualcomm社の「Snapdragon 400 MSM8928」(1.6GHz)を採用した。ただし、中国市場向けの端末には、Huawei社の子会社である中国HiSilicon Technologies社のチップ・セット「A9」(1.6GHz)を搭載するという。