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写真●Nest Learning Thermostat(壁に設置)とProtect(天井に設置)
写真●Nest Learning Thermostat(壁に設置)とProtect(天井に設置)
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 米Googleは現地時間2014年1月13日、家庭用の室温制御装置(サーモスタット)などを手がける米Nest Labsを買収することで両社が合意したと発表した。数カ月以内の手続き完了を目指しており、Googleは32億ドルを現金で支払う。

 Nest Labsは、米AppleでiPod事業の上級バイスプレジデントを務めたTony Fadell氏とiPodソフトウエア開発を担当していたMatt Rogers氏が、2010年5月に立ち上げた新興企業。2011年10月に、ダイヤル形状の学習型サーモスタット「Nest Learning Thermostat」(写真)を発表した(関連記事:「iPod」を開発した元Apple幹部の新興企業、学習型サーモスタットを発表)。

 ユーザーが設定した温度をもとに、ユーザーの在宅/外出などの行動スケジュールを学習し、自動的に暖房および冷房温度を調整する。ノートパソコンやスマートフォン、タブレット端末から操作することも可能だ。

 また2013年11月には、煙と一酸化炭素を検知する警報器「Protect」を発売した(写真)。同社は2011年5月以降、Googleの投資部門Google Venturesの出資を受けている。

 Nest Labsは、買収後も引き続きFadell最高経営責任者(CEO)が指揮を執り、独自のブランドを維持する。Rogers氏は公式ブログで、「Googleとの取引が従来の事業に影響を与えることはなく、iOSサポートも継続する」と述べている。

[発表資料(Googleの公式ブログ)]
[発表資料(Nest Labsの公式ブログ1)]
[発表資料(Nest Labsの公式ブログ2)]