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 NEC子会社のシステムインテグレーターであるNECネッツエスアイは2014年1月17日、子会社のネッツエスアイ東洋(NECの孫会社に当たる)の従業員の着服行為により、約15億円の損失が発覚したと発表した。今後被害額を確定したうえで、過年度にさかのぼって営業外損失を計上する。2014年3月期の業績予想については「足元の業績が好調に推移している」ことから修正しない。

 発表によると、当該従業員1人が2005年7月頃から小切手の二重振り出しや不正な裏書きによる現金化などの手口で金銭を着服。ネット競馬を中心とするギャンブルに使っていた。銀行残高証明書を偽造するなどして内部統制システムをかいくぐり、発覚を免れていたとしている。不明瞭な売掛金について調査するなかで、2013年12月までに着服が発覚した。

 NECも同日、不正発覚について発表した。約15億円の損失を前提とすれば「連結決算には重要な影響はないことが見込まれる」としている。

NECネッツエスアイの発表資料(PDF)
NECの発表資料