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 米Verizon Communicationsと米Intelは現地時間2014年1月21日、VerizonがIntelのインターネットテレビ(IPTV)事業を買収することで合意したと発表した。手続きは、当局の承認などを経て、2014年第1四半期に完了する見込み。

 Verizonが買収するIntel Media事業は、IPTVプラットフォーム「OnCue」などを手がけている。VerizonはOnCue関連の知的財産権やその他資産を取得するほか、約350人の従業員をほぼすべて維持する。

 Verizonは同買収により、自社の光ファイバー接続サービス「FiOS」や傘下のVerizon WirelessのLTEネットワークを利用した次世代ビデオサービスの強化を図る。

 一方Intelは、Intel Media事業を売却することでいっそう中核事業に焦点を合わせ、モノのインターネットからデータセンターにわたる各種コンピューティング製品の開発にリソースを注ぐとしている。

 両社とも買収金額などの条件については明らかにしていないが、海外メディア(Wall Street JournalFinancial Times)は約2億ドルとも5億ドルとも報じている。

 またVerizonは同日、2013年第4四半期の決算を発表した。売上高は311億ドルで前年同期比3.4%増加した。1株当たり純利益は1.76ドル(一時的費用を除いた場合は0.66ドル)で前年同期の1.48ドル(同0.38ドル)から増益となった。

 無線事業の売上高は、前年同期比5.7%増の211億ドル。純増契約数は170万件で、そのうちポストペイドサービスは160万件だった。第4四半期末時点の総契約数は同4.7%増の1億280万回線、そのうちポストペイドは9680万件となる。

 米メディア(New York Times)の報道によると、売上高と一時的費用を除く純利益ともにアナリスト予測を上回った。また、アナリストらは無線事業の純増契約数を150万人と予測していた。

 一方、Intelが1月16日に発表した2013年第4四半期の決算は8四半期ぶりの増益となったが、純利益はアナリスト予測に届かなかった。決算発表の翌日には、同社が全従業員の5%にあたる約5400人を削減する計画だと報じられている(関連記事:Intel、2014年に5000人以上を削減、全従業員の5%)。

[発表資料(買収に関するVerizonのプレスリリース)]
[発表資料(買収に関するIntelのプレスリリース)]
[発表資料(Verizonの決算)]