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 米Amazon.comが米国のビデオゲーム開発会社、Double Helix Gamesを買収したと複数の米メディア(TechCrunchReadWritePCWorldなど)が現地時間2014年2月6日までに伝えた。

 Amazon.comはTechCrunchなどの取材に応じ、買収について認めており、「革新的なゲームを提供する取り組みの一環としてDouble Helixを買収した」とコメントした。

 Double Helix Gamesはゲーム開発会社の「The Collective」と「Shiny Entertainment」が2007年に合併してできた会社。本社はカリフォルニア州オレンジ郡のアーバイン。最近はXbox One用の「Killer Instinct」を開発したほか、前身のThe Collectiveは「Indiana Jones and the Emperor’s Tomb」「Star Wars Episode III: Revenge of the Sith」などを、Shiny Entertainmentは「Earthworm Jim」「Enter the Matrix」などを手がけた。約75人のゲーム開発者は今後Amazon.comに移籍し、Double Helix Gamesの事業は継続するという。

 Amazon.comは2012年にゲーム開発事業「Amazon Game Studios」を立ち上げており、Double Helix Gamesの本社があるアーバインにも開発拠点を構えている(関連記事:Amazon.com、ソーシャルゲームに参入、第1弾作品をFacebookで公開)。TechCrunchによると、Amazon.comとDouble Helix Gamesは、2月13日に開発者募集の共同イベントを開く予定で、今回のニュースはその招待状がきっかけとなって広がった。両社はこの日に買収の正式発表を行う可能性が高いという。

 Amazon.comのゲーム事業をめぐっては、かねて自社のゲーム機を開発中との噂があった。1月下旬には、同社がAndroid搭載の専用ゲーム機とエンターテインメント機器を年内に300ドル以下の価格で発売するとゲーム業界のブログメディア「VG247」が報じた。

 Amazon.comは、Amazon Game Studios事業を開始した後、「Living Classics」というソーシャルゲームを公開したが、このゲームは昨年10月に終了した。Amazon.comにはこのほかにもいくつかゲームタイトルがあるが、Double Helix Gamesを買収したことで同社は、より有名な作品と人材を手に入れたと、TechCrunchは報じている。