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 米Appleがセットトップボックス「Apple TV」の新モデルを年内にリリースする見通しだと、複数の米メディアが現地時間2014年2月13日までに報じた。コンテンツ供給に関して米Time Warner Cable(TWC)などと交渉中という。

 Bloombergによると、Appleは4月に新Apple TVを発表し、ホリデーシーズンに間に合うようリリースすることを目指している。従来よりプロセッサを強化し、テレビ番組や映画、他のコンテンツとの切り替え操作といったユーザーインタフェースを向上する。

 現在、数社のコンテンツおよび配信事業者と提携に向けて交渉しており、合意のプロセスによってはリリース時期が変わる可能性がある。Wall Street Journalは、早ければ6月リリースとの情報も伝えている。

 AppleとTWCの交渉は少なくとも2013年半ばから続いており、AppleはTWCなどとの提携によってApple TVのコンテンツを大幅に拡充したい考え。現在Apple TVでは、「Disney」「ABC」「ESPN」「HBO」「PBS」「Bloomberg TV」など個々のチャンネルへのアクセスに限られている。

 TWCは「TWC TV」アプリケーションを通じて、すでに米Amazon.comの「Kindle Fire」や米Rokuのセットトップ・ボックス、米Microsoftの「Xbox 360」にテレビ番組放送とオンデマンド動画を提供している(CNET News.com)。

 Appleは米Comcastや米DirecTVとも交渉しているが、ユーザー認証の仕組みに関して意見が合わず、難航していると伝えられている。Appleはサービス加入者の認証手段にApple IDの採用を提案しており、ケーブル事業者側はこれに難色を示しているという。

 なおTWCはComcastが同社を買収することで最終合意に達したことを2月13日に発表している(関連記事:ComcastがTime Warner Cableを約452億ドルで買収へ)。