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写真●SAPジャパン ソリューション&イノベーション統括本部 リアルタイムプラットフォーム部 部長の大本修嗣氏
写真●SAPジャパン ソリューション&イノベーション統括本部 リアルタイムプラットフォーム部 部長の大本修嗣氏
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 「データはリアルタイムで入ってくるのだから、データ解析がその場でできないと意味がない。ビッグデータを瞬時に解析し、アクションにつなげることは極めて重要だ」――。

 SAPジャパン ソリューション&イノベーション統括本部 リアルタイムプラットフォーム部 部長の大本修嗣氏は2014年2月27日、ホテルニューオータニ東京で開催したITイベント「Cloud Days Tokyo/ビッグデータEXPO/スマートフォン&タブレット/Security」に登壇(写真)。「グローバルリーダーから学ぶビッグデータ活用術」と題して講演した。

 大本氏は冒頭で、「近年、企業に求められるニーズは変化した。仮にモノを売っている企業であれば、これまでは量産型だったが、現在は個別に多品種・少量生産する形が求められている」と説明。マーケティングや販売は、性別・年齢などのセグメント単位ではなく、「一人ひとりに合ったものを個別に提供する『One to Oneマーケティング』が必要だ」と、大本氏は訴えた。その実現にはビッグデータ活用が重要であるという。

 大本氏は、「(One to Oneマーケティングを実現する上で)顧客一人ひとりのデータを深掘りして活用しようとすると、その分データが多くなる。データが増えればばその分データ解析に時間がかかってしまい、競争力低下につながる。これまでのテクノロジーは、スピードかデータ量かどちらか一方を選ばなければならなかった」と、ビッグデータを活用する上での課題を指摘する。

 その問題を解決する手段として、同社が提供するSAP HANA(インメモリーデータベース)を紹介した。大本氏は、「SAP HANAをプラットフォームとして使用すれば、高速で大量のデータ処理ができる。さらに、従来のシステムのように、OLTP(オンライントランザクション処理)、データベース、OLAP(データ分析)など個別にシステムを構築する必要がなくなる」と説明した。

 続けて大本氏は、SAP HANAを使ったビッグデータ活用事例を三つ紹介した。

 最初に紹介したのが、カナダで地下鉄とバスを運営しているモントリオール交通局の顧客プロファイル活用事例だ。