PR

 エレコムは2014年2月27日までスペイン・バルセロナで開催された「Mobile World Congress 2014」(MWC2014)にブースを出展し、外国人旅行者向けのプリペイドSIMなど多数の製品を展示した(写真1)。

写真1●MWC2014のエレコムブース
写真1●MWC2014のエレコムブース
[画像のクリックで拡大表示]
写真2●外国人旅行者向けプリペイドSIMカード
写真2●外国人旅行者向けプリペイドSIMカード
[画像のクリックで拡大表示]

 「MNS-P1D05010A3x」シリーズは、観光やビジネスなど短期で日本を訪れる外国人旅行者向けの、データ通信専用のプリペイドSIMカード(写真2)。標準SIMとマイクロSIMの2種類のバージョンを提供する。使用期間は10日間で、使用できる容量は500Mバイトとなっている。

 海外から日本への旅行者が、すでに所持しているスマートフォンでインターネットやIP電話を使いたいという需要が増えている一方、通信事業者の提供するデータローミングは高額という問題がある。「外国人旅行者が挙げる不満の上位にWi-Fiホットスポットの不足がランクインするなど、安価なデータ通信に関する需要は大きい」(エレコム広報)と分析する。

 日本国内での通信にはNTTドコモのネットワークを利用し、通信速度はLTEおよび3Gに対応する。購入後はAPNの設定を行うだけで、簡単にアクティベーションできる仕組み。音声通話は利用できないが、SkypeによるIP電話に対応する。

 日本国内で海外の通信機器を利用する際に懸念される電波法の問題については、「電気通信事業法および電波法関係法令が定める技術基準に適合した端末のみ利用できる」(エレコム広報)という。今後の外国人旅行者の増加により、現実的には技適マークのない端末についても需要が増えると予想されるが、対応機器の拡大については「2020年のオリンピック開催を見据えた、行政の動きに期待する」(同)との回答となった。

写真3●エレコムが展開する「ELECOMショップ」を模したしたブースを出展
写真3●エレコムが展開する「ELECOMショップ」を模したブースを出展
[画像のクリックで拡大表示]

 2014年3月に中国および香港に展開中の「ELECOMショップ」で発売後、販売地域を順次拡大する。価格は50~60米ドル程度となる見込み。日本国内におけるプリペイドSIMカードを用いたMVNO事業を展開するかどうかは未定という。

 エレコムは2013年からMWCにブースを出展しており、2014年で2回目となる。ブースでは「Japan Design」をコンセプトにELECOMショップを模した展示を行っており、海外展開を進めるELECOMショップのアピールを狙う(写真3)。