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 米Appleが「iOS」の操作と自動車のダッシュボードを連携させるシステム「iOS in the Car」を採用した自動車を今週明らかにすると、複数の海外メディア(Wall Street JournalTechCrunchCNET News.comなど)が現地時間2014年3月1日までに報じた。イタリアFerrari、ドイツMercedes-Benz、スウェーデンVolvoがiOS in the Carモデルを発表するという。

 最初に報じた英Financial Timesは、3月4日からスイスのジュネーブで開催される「Geneva Motor Show」において正式な発表があるとみている。

 iOS in the Carは、iOSプラットフォームと音声アシスタント機能「Siri」、自動車の情報器機を統合するシステムで、運転者は車載ディスプレイからAppleの地図サービス「Maps」にアクセスして道順を確認したり、iOS端末の音楽を再生したりできる。運転しながら音声命令で電話の発信、メッセージの読み上げや返信なども行える。

 AppleのEddy Cue上級副社長は昨年6月の開発者向け会議「WWDC」においてiOS in the Carを発表し、その際、ドイツDaimler、米General Motors(GM)、本田技研工業などによるサポートも明らかにしていた。Appleは、2014年に10以上の自動車ブランドがiOS in the Carモデルを投入すると見込んでいる。なお、Cue氏は2012年よりFerrariの取締役会に参加している。

 車載統合システムに関しては、米Googleが1月に、大手自動車メーカーらとともに自動車でのAndroid搭載促進を目指すアライアンス「Open Automotive Alliance(OAA)」を結成。GMやホンダをはじめ、ドイツAudi、米NVIDIAなどが設立メンバーに名を連ねている(関連記事:Google、自動車へのAndroid搭載促進でホンダらとアライアンス結成)。