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 米政府による監視活動を告発した、元米中央情報局(CIA)職員のEdward Snowden容疑者が、テキサス州オースティンで開催されている大規模カンファレンス「South By Southwest(SXSW)」のセッションに、ライブビデオを通じて現地時間2014年3月10日に参加したことを、複数の米メディア(Wall Street JournalForbesNew York TimesSFGateなど)が報じた。

 Snowden氏は、米Googleの「Hangouts」サービスを介してロシアのモスクワから出席。企業に対して、ユーザーを政府の盗聴から保護するためにより優れたエンドツーエンドの暗号化手段を導入するべきだ、と強く呼びかけた。

 セッションには、米自由人権協会(ACLU)の主席テクノロジストChristopher Soghoian氏と、ACLUディレクターでSnowden氏の法律顧問でもあるBen Wizner氏も出席した。

 Soghoian氏は、Snowden氏の行動によって米国家安全保障局(NSA)の盗聴活動が明るみに出たことをきっかけに、大手技術企業が透明性向上に努めていることに言及し、「彼(Snowden氏)の暴露がインターネットセキュリティを向上させた」と強調した。

 Snowden氏は、再び同じことをするかとの質問には「もちろん」と答え、「私は米国憲法を支持し擁護すると誓った。米国憲法は大々的に侵害されている」と述べた。

 今回のSXSWはプライバシーと盗聴活動が主なテーマとなっており、3月8日は内部告発サイト「WikiLeaks」の創設者Julian Assange氏もセッションに出席したという。