PR
写真●卓上型OCRスキャナー「S2700」の外観
写真●卓上型OCRスキャナー「S2700」の外観
[画像のクリックで拡大表示]

 東芝ソリューションは2014年3月11日、オフィスの机の上でOCR(光学文字読み取り)によるデータ入力ができる卓上型OCRスキャナーシステムの新製品「OCR2000iモデル2700」を発表、同日販売を開始した。既存機種「同2500」の後継機に当たる。保険、流通業、医療や官公庁・自治体などのデータ入力業務向けに販売する。

 OCR2000iモデル2700は、OCR用途に適した卓上型スキャナー機器「S2700」(写真)と、OCRソフト「OCRソフトウエア」をセットにしたシステム製品である。最小構成時の価格(税別)は、スキャナー単体が185万円、OCRソフトとのセットが255万円である。最小構成では片面スキャンに限られ、別途オプションを適用すると両面スキャンなどが可能になる。

 S2700は、OCRによるデータ入力に必要な機能を備えたスキャナー機器である。例えば、厚さが異なる複数の紙が混在した状態で使えること、エラー帳票を振り分けるためのスタッカーを装備すること、カラー帳票を高速に読み取れること、---といった特徴を備える。

卓上型ミッドレンジ機の性能を毎分120枚に倍増

 今回のS2700では、従来版の「S2500」と比べて帳票の取り込み機構を強化し、読み取り可能な帳票のサイズ、紙厚、紙質をそれぞれ拡充した。これにより、利札やシーリングはがきの読み取り、税申告書などの各種複写帳票(感圧紙)の読み取りが可能になった。さらに、イメージセンサーとデータ転送を高速化し、カラー帳票読み取り(A4横、片面)を、従来の2倍に当たる毎分120枚に高速化した。

 S2700は、同社のOCRスキャナーのラインアップ(全5機種)の中では、卓上型(全3機種)のミッドレンジに位置する。具体的には、卓上型のエントリー機種「S1500」(カラーA4横で毎分50枚)と、卓上型のハイエンド機種「S3500」(カラーA4横で毎分200枚)の間に位置する。なお、この他にも、据置型の機種として、「S5000」や「S10000」がある。