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 「企業は今、オペレーショナルインテリジェンスへと積極的に移行すべき」――。

 2014年3月11日にガートナージャパンが主催した「エンタプライズ・アプリケーション&アーキテクチャサミット2014」で、米ガートナーのリサーチ部門 バイス プレジデント 兼 最上級アナリストであるロイ・シュルテ氏はこう語った。

写真●米ガートナー リサーチ部門 バイス プレジデント 兼 最上級アナリスト ロイ・シュルテ氏
写真●米ガートナー リサーチ部門 バイス プレジデント 兼 最上級アナリスト ロイ・シュルテ氏
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 シュルテ氏は、まず、通常のBI(ビジネスインテリジェンス)やアナリティクスとオペレーショナルインテリジェンスの違いを説明した。例えば、企業ではどのような事業に参入すべきかという「戦略的な意思決定」があり、その戦略を実現するための「戦術的意思決定」がある。新規事業に乗り出すという意思決定が戦略的なら、その実現のために「どの顧客層をターゲットとするか」といったことは戦術的な意思決定にあたる。これらをサポートするのがBIやアナリティクスだ。

 一方、その戦術をより具体的に実行するための施策、例えば「売り上げを伸ばすためにどのようなクロスセル(関連商品販売)を提示するか」といった「業務上の意思決定」がある。これらをサポートするのが、オペレーショナルインテリジェンスである。

現場で求められる、より迅速な意思決定を支援

 企業における新しいビジネスプラクティス、例えばリアルタイムのクロスセル、プリセールス活動、顧客のフォローアップなどを実現するには、多くのデータとアプリケーションロジックが必要になっている。しかし、これらを実現するために、アプリケーションにカスタムコードを記述するのは非現実的だ。

 そこで、迅速な意思決定を支援するさまざまなオペレーショナル・インテリジェンス・ツールが登場しているという。「ビジネス・ルール・エンジン(BRE)」「ビジネス・プロセス・マネジメントツール(BPM)」「ビジネス・アクティビティ・モニタリング(BAM)」「コンテキストサーバー」といったツールを使うことで、アプリケーションの負荷を軽減できると、シュルテ氏は指摘する。