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 米MicrosoftのSatya Nadella最高経営責任者(CEO)は現地時間2014年3月31日、同氏が今後の中核分野と見据える事業に関し、新たに3人の幹部を任命したと発表した。

 1人目は、今年2月のNadella CEO就任以降、同氏の後任として「クラウド&エンタープライズ」部門の暫定責任者を務めてきたScott Guthrie氏。Nadella CEOは、Guthrie氏を同部門担当エグゼクティブ・バイスプレジデント(EVP)に昇格させた。

 2人目は、フィンランドNokiaの前CEO、Stephen Elop氏。Microsoftは、同社によるNokiaの携帯電話部門「デバイス&サービス」の買収手続きが4月末に完了すると見込んでいる。手続きが完了し次第、Elop氏はMicrosoftの「デバイス」部門担当エグゼクティブ・バイスプレジデントに就任する。

 3人目は、これまでXbox向けゲーム開発部門「スタジオ」の責任者だったPhil Spencer氏。同氏は今後Xbox事業の責任者として、Xbox、Xbox Live、Xbox Music、Xbox Video、スタジオ部門を統括する。また同氏は、MicrosoftのOS担当エグゼクティブ・バイスプレジデント、Terry Myerson氏の直属となる。

 Nadella CEOは全従業員に宛てた電子ーメルのメモで、「ソフトウエア、ゲーム、コンテンツといったXboxチームに関連する我々の資産を結合して1人のリーダーの下に置き、OSチームと連携させる」と述べている。これにより「Xboxの魔法をタブレット、パソコン、携帯電話といったあらゆるフォームファクタにもたらす」(同氏)としている。

 Nadella CEOがこのメモで強調しているのは、就任以来掲げている戦略方針「モバイルファースト、クラウドファースト」。先週発表したiPad向けOffice、今週、開発者向けカンファレンス「BUILD」で発表するニュース、そしてNokiaの携帯電話事業、今回のような適切な人事。これらはMicrosoftの戦略を実現させるための第一歩だと同氏は説明している(関連記事:Microsoft、iPad向けOfficeアプリケーションを無償提供開始)。

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