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写真●モバイル・シンクライアントのベースとなったパソコンの一つ「HP ProBook 470 G1」の外観
写真●モバイル・シンクライアントのベースとなったパソコンの一つ「HP ProBook 470 G1」の外観
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 シーティーシー・エスピー(CTCSP)は2014年4月10日、17型の大画面ノートやWindowsタブレットをベースにして閲覧性や操作性を高めたシンクライアント端末「モバイル・シンクライアント」(写真)を発表、同日発売した。組み込み用途のWindowsを日本ヒューレット・パッカードのPCにインストールし、シンクライアントとして製品化したものである。

 OSにWindows Embedded Standard 7またはWindows Embedded 8 Standardを採用することによって、Windowsに準じたカスタマイズ性を確保したシンクライアントである。プラットフォームには、日本HPが販売しているPC(ノート型2機種およびタブレット1機種)を採用した。

 従来、Windows Embeddedベースのシンクライアントは、省スペース型デスクトップPCか、画面サイズが小さなノート型PCに限られていたという。日本HP製品も同様で、mt41(14型ノート)かt510/t620/t620 PLUS/t820(省スペース型デスクトップ)に限られている。CTCSPは今回、新たに大画面ノートやタブレットをシンクライアントに仕立てた。

 Windows Embeddedベースのシンクライアントの特徴の一つは、EWF(Enhanced Write Filter、書き込み保護フィルター)によってセキュリティを確保していること。ストレージ(SSD)への書き込みをメモリー領域にリダイレクトして格納することで、ストレージにデータが書かれないようにする機能である。OSの再起動により、ストレージへの書き込み内容を全て無かったことにできる。

 今回CTCSPが製品化したシンクライアントは、ハードウエアとしては以下の3機種を使っている。「HP ElitePad 900」(10.1型タブレット)、「HP ProBook 470 G1」(17.3型ノート)、「HP ProBook 450 G1」(15.6型ノート)である。原則として、タブレットにはWindows Embedded 8 Standardを、ノートにはWindows Embedded Standard 7をインストールして提供する。