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写真1●キャリアアグリゲーションによって今夏から広い地域で受信時最大150Mビット/秒のサービスを展開する
写真1●キャリアアグリゲーションによって今夏から広い地域で受信時最大150Mビット/秒のサービスを展開する
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 KDDIは2014年4月21日、LTE-Advancedの要素技術の一つである、複数の周波数帯を束ねることで高速通信を可能にする「キャリアアグリゲーション(CA)」(関連記事:商用化迫る!LTE-Advanced完全解説)を2014年夏から導入すると発表した。既にネットワーク側はCA対応を進めており、2014年の夏モデルでCA対応端末を発売する計画という。

 同社が導入するCAの構成は、2.1GHz帯を10MHz幅、800MHz帯を10MHz幅を組み合わせた合計20MHz幅のシステムで、受信時最大150Mビット/秒のスペックとなる(2×2 MIMOの場合、写真1)。

写真2●KDDIの内田義昭技術統括本部長
写真2●KDDIの内田義昭技術統括本部長
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 もっとも同社は郊外など一部の地域で、2013年10月から2.1GHz帯で20MHz幅の連続帯域を使って受信時最大150Mビット/秒のサービスを展開している。同社の内田義昭技術統括本部長(写真2)は、「CAを使った150Mビット/秒サービスは、CAを使わない150Mビット/秒サービスと比較して、エリアが大きく広がるほか通信品質も安定する」とメリットを語る。ちなみに同社がCAを使わずに150Mビット/秒サービスを展開している基地局は、2014年3月末時点で約700局にとどまるという。

写真3●年度内にCA対応基地局を約2万局に拡充予定
写真3●年度内にCA対応基地局を約2万局に拡充予定
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 同社は今後のCA対応基地局の拡充計画も明らかにした。2014年夏のCA対応端末発売時にはCA対応基地局を約2500局とし、年度末となる2015年3月末は約2万局に拡充する予定だという(写真3)。

 CA対応端末は後日発表予定だが、「スマートフォンタイプを複数機種検討している」(内田本部長)という。