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写真●freeeのiPhoneアプリの画面
写真●freeeのiPhoneアプリの画面
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 クラウド会計サービス「freee(フリー)」を提供するfreeeは2014年4月23日、米国・シリコンバレーのベンチャーキャピタルであるDCMおよびベンチャー経営者イベントなどを運営するインフィニティ・ベンチャーズLLPを引受先とした総額8億円の第三者割当増資を実施したと発表した。

 資金調達によって、製品開発や顧客サポート、マーケティング活動などを強化するとしている。製品開発については、スモールビジネスのバックオフィス業務自動化を推進するため、今夏頃までに新たに給与計算サービスを提供する予定である。給与計算サービスは単独でも利用可能だが、同社が提供中の会計サービスと連携して使えるという。

 freeeは2013年3月の提供開始から約1年で7万超の事業所で利用されるサービスに成長。iPhoneアプリの提供や(写真、関連記事:クラウド型会計サービス「freee」にiPhoneアプリ、モバイルで収支取引を登録)、リクルートライフスタイルのタブレット用無料POS(販売時点情報管理)レジアプリ「Airレジ」など他社の業務用クラウドサービスとの連携を進めている(関連記事:無料POS「Airレジ」とクラウド会計「freee」が連携、売上高計上を自動化)。

 中小・零細企業や個人事業主向けのクラウド会計サービスとしてはfreeeのほか、個人向け会計サービスを提供していたマネーフォワードが2013年11月から法人向けサービスを開始(関連記事:消費者向けから企業向けに進出、マネーフォワードが会計SaaSを提供開始)。freee同様、他社が提供するサービスとの連携を進めている(関連記事:マネーフォワードとコイニーが協業、カード売上を会計帳簿に自動反映)。

 freeeやマネーフォワードが狙う市場よりも規模が大きい中小・中堅向けにもスマイルワークス(関連記事:会計業務アプリはクラウドに向く、同種サービスと協力し市場広げたい)やアカウンティング・サース・ジャパン(A-SaaS、関連記事:会計事務所向けクラウドをForce.comへ移行、セールスフォースがA-SaaSに出資)などがクラウド会計サービスを提供しており、既存の会計ソフトベンダーと競合するようになっている。