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 米Facebookは、中国で広告事業を強化するために、同国本土に営業所を開設する計画を立てていると複数の海外メディア(米Bloomberg米Wall Street Journal英Financial Times)が現地時間2014年5月13日に報じた。

 Facebookのサービスは中国当局の規制によって2009年から禁止されている。だが、国外市場向けにFacebookに広告を掲載する中国企業が増えており、現地の営業所でそうした企業をサポートしたいとFacebookは考えているという。

 同社の経営企画担当バイスプレジデントのVaughan Smith氏はメディアの取材に電子メールで答え、「我々は現在香港の営業所で中国企業をサポートしているが、現地でより多くのサポートを行う方法も模索している」と述べている。

 同氏は営業所開設の時期や場所については述べなかったが、Bloombergは事情に詳しい関係者の話として、Facebookは現在、北京市の商業地域にあるFortune Financial Center内のリース契約について交渉していると伝えている。同社は1年以内に本土に営業所を開設する可能性があるという。

 Facebookによると、同社サービスで広告を展開する中国企業は国外販売で成果を上げているという。そうした企業には、東南アジアでアプリのダウンロード販売強化を狙うゲームメーカーや、スマートフォンの製造販売を手がけるHuawei Technologies(華為技術)などの大手企業があるとFinancial Timesは伝えている。

 一方でWall Street Journalは、本土に営業所を構えることでFacebookは、サービス解禁の鍵を握る政府当局者との関係を深めることができるだろうと報じている。