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写真1●シスコシステムズのチェンバースCEO
写真1●シスコシステムズのチェンバースCEO
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写真2●ACIの概要
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写真3●ACIを用いて期待できる効果
写真3●ACIを用いて期待できる効果
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写真4●同社製品に搭載されているASICの種類
写真4●同社製品に搭載されているASICの種類
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 米シスコシステムズが2014年5月19日から米国で開催中の同社イベント「Cisco Live 2014」において、同社のジョン・チェンバース会長兼CEOが初日の基調講演に登壇した(写真1)。

 2013年11月に発表した同社流のSDN(Software Defined Network)である「ACI(Application Centric Infrastructure)」を用いることで、「インフラの運用を簡素化し、TCOを75%削減できる」と説明するなど、今後、同社がSDNに本格的に取り組んでいくことを強調した。

 ACIでは、データセンターやクラウド、WANなどを、「APIC(Application Policy Infrastructure Controller)」というツールを用いてポリシーベースで管理する(写真2)。同社はこれまでSDNという言葉をあまり使ってこなかったが、ここにきてそれが変わった。

 ただし、同社の言うSDN(ACI)の軸足にはハードウエアがある。例えば、2013年11月に買収した米Insieme Networksが開発したスイッチ「Nexus 9000」シリーズがそれだ。チェンバースCEOは講演の中で「ソフトだけのSDNは、もう終わりだ」と強調したほど。米VMwareのネットワーク仮想化ソフト「NSX」などを意識し、ハードウエアを前提にしたシスコのACIが、運用コストやTCOの面で利点が多いとした(写真3)。

 同社の得意技とも言えるASICが、同社のスイッチ製品に何種類搭載されているかというスライドまで出し(写真4)、カスタムのハードウエアに注力していることの優位性を強調していた。

 このほか、チェンバースCEOは、モノのインターネットである「IoT(Internet of Things)」を拡張した概念「IoE(Internet of Everything)」についても、鉄道での想定利用例や、英蘭Royal Dutch Shellおよび米The WeatherでのIoEの事例などを基に説明した。