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Googleが公開した自動運転車両
Googleが公開した自動運転車両
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 米Googleは現地時間2014年5月28日、同社が開発した自動運転車両のプロトタイプを公開した。ハンドルもアクセルもブレーキもなく、ソフトウエアとセンサーで自律走行する。

 センサーが周囲360度を確認し、フットボール競技場2つ以上先の距離にある物体を検知する。当初、最大速度は時速25マイル(時速約40キロメートル)に制限する。

 車内は、2つのシートと持ち物を収納するスペースがあり、スタートボタンとストップボタン、道路地図を表示する画面を備える。

 約100台のプロトタイプを生産する計画で、今夏の後半に走行実験を開始する。早期プロトタイプには、マニュアル制御機能を搭載する。実験の結果に応じて、2~3年のうちにカリフォルニア州で限定的なパイロットプログラムを実施する。

 Googleは2010年10月、自動運転車両の開発に取り組んでいることを明らかにし、トヨタ自動車の「プリウス」などを改良してカメラやレーダーを搭載した車両による試験走行を行っていた(関連記事:Googleが自動運転カーを開発、公道22万キロの走行に成功)。従来の実験車両で走行した距離は70万マイル(約113万キロメートル)におよぶという(Forbes)。

 米New York Timesの報道によると、カリフォルニア州、ネバダ州、フロリダ州で、公道における自動走行車両の運転を許可する法律が施行されているが、これら法律では、緊急時に運転手が操作できるようになっていることが想定されている。

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