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 日本マイクロソフトは2014年5月29日、都内で開発者向けカンファレンス「de:code」を開催し、同社のデバイスやクラウドのプラットフォームに関する最新情報を共有した。(基調講演の前半は関連記事)。

 基調講演の後半は、日本マイクロソフト 執行役 デベロッパー&プラットフォーム統括本部長の伊藤かつら氏が登壇、エンタープライズ向け機能やMicrosoft Azure、IoTなどの最新事例をデモを交えながら紹介した(写真1)。

写真1●日本マイクロソフト 執行役 デベロッパー&プラットフォーム統括本部長の伊藤かつら氏
写真1●日本マイクロソフト 執行役 デベロッパー&プラットフォーム統括本部長の伊藤かつら氏
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 まずde:codeが掲げる”Developers build the Future”のコピーについて伊藤氏は、「6カ月前にこのイベントを企画したときに最初に出てきたフレーズ」と振り返る。さらに「デジタルライフやデジタルワークという言葉がある。生活のあらゆる側面にITが入り込み、また消費者向けの技術革新がエンタープライズのITを進化させる。しかし我々は、これらが分断しているのは間違っていると考える」と指摘。「皆さん一人ずつに、デジタルライフとデジタルワークの両方があるはず。これからのITは、両方のシナリオにまたがったものでなければならない」(同)と呼びかけた。

 今後のトレンドについて伊藤氏は、「デバイスの数とデータの量が爆発的に増加する」と予測。2008年に世界に存在していたデバイスは世界人口と同じ70億個程度だったのに対し、2020年には10兆個と予測した(写真2)。

写真2●2020年に世界のデバイス数は10兆個に達すると予測
写真2●2020年に世界のデバイス数は10兆個に達すると予測
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 それらの指数関数的に増加するデバイスが生み出すデータの重要性を挙げ、「いま世界に存在するデータの90%は、過去2年に生成されたといわれる。それらを分析してインサイトを得ることで、さらにその次へと生かしていく」(伊藤氏)と循環ができつつあると指摘。その基盤となるのが、「ネットワークの向こうにある無限のコンピューティングパワーとしてのクラウド」(同)であるとする。

写真3●Microsoft Azureについて最新の数字を披露
写真3●Microsoft Azureについて最新の数字を披露
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 そのMicrosoft Azure(旧Windows Azure)については、「Windowsという名前を外し、すべてのプラットフォームをサポートしていく」(伊藤氏)と説明。2014年には日本にも東日本と西日本の各リージョン(データセンター)が立ち上がったことを紹介した。最新の数字として「5秒に1回、世界のどこかにAzureのコアが立ち上がっている」(同)などの実績を披露した(写真3)。