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写真1●TimelyCastのクライアント画面(専用のUI画面から動画を送信できる)
写真1●TimelyCastのクライアント画面(専用のUI画面から動画を送信できる)
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写真2●TimelyCastのクライアント画面(動画ファイルにコメントを付けて送信できる
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 Skeedとニューフォリアは2014年6月9日、現地スタッフが手持ちのスマートフォンで撮影した大容量の動画ファイルを携帯電話回線で本部に高速に送信するためのソフト「TimelyCast」(写真1写真2)を発表した。6月11日に出荷する。建設工事現場や企業サイトでの動画配信などの用途に向く。Skeedとニューフォリアの両社ともに販売する。販売目標は3年間で5億円。

 TimelyCastは、動画ファイルを高速に転送する用途に特化したファイル転送ソフトである。FTPなどの他のファイル転送ソフトと同様に、クライアントソフトとサーバーソフトで構成する。スマートフォン(Android/iOS)上で動作するクライアントソフトから、本社データセンター(サーバーソフト)に対して、動画ファイルを高速にアップロード転送できる。

 TimelyCastの特徴は、ファイル転送プロトコルにSkeedが開発したSSBP(Skeed SilverBullet Protocol)を採用していること(関連記事:Skeedが遠距離ファイル転送ソフトに新版、アクセス権限管理が可能に)。SSBPとは、遅延時間が大きい遠距離でも高速にファイルを転送できることを追求したUDPベースのプロトコルであり、独自に判断したペースでパケットを送信する。必要以上に転送性能を抑えず、輻そうを起こさない程度に転送レートを自動調整する。

 転送性能をFTPと比較した検証実験では、東京都内に設置したサーバーに対してLTE回線で転送したところ、FTPに対して3倍~5倍高速という結果が出たという。単純に言って、FTPで30分を要する映像の伝送が、3分~10分で終わるようになる。

 TimelyCastの価格(税別)は、テレビ局の報道での利用を想定したケース(クライアント5台、同時転送1コネクション)で、初期費用が30万円から、月額9万9000円から。