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 今年も、6月3日から7日の5日間、台湾・台北市においてアジア最大のIT見本市「COMPUTEX TAIPEI 2014」が開催された。最近は低迷が伝えられるPC市場だが、今年のCOMPUTEX TAIPEIは、自作PCパーツを手がけるメーカーを中心に活況を呈した。

 その背景として、Intelが2014年後半に投入する新プラットフォームで、DDR4 SDRAMを採用することや、より高速なストレージインターフェースの登場、オーバークロックが容易にできる倍率固定解除のCPUに安価なPentium Anniversary Editionが追加されるといった、デスクトップPC市場の話題が相次いだことがある。

 調査会社ガートナーのレポートでは、2013年のPC市場は10%の減少だった。しかし、Intel関係者によると、デスクトップPC市場は安定しており、ここへきて伸びる傾向を示しているのだという。同社はデスクトップPCプラットフォームの強化に乗り出し、COMPUTEX TAIPEIをそのアピールの場と位置付けた。

 既にIntelは、2014年後半に高性能デスクトップPC市場向けにDDR4 SDRAMをサポートした「Haswell-E」(ハスウェル-E、開発コード名)を投入する計画を明らかにしている。Intelの正式発表を前に、MSIとASRockは、そのプラットフォームとなるIntel X99チップセット搭載マザーボードをCOMPUTEXで公開した。また、主要メモリーモジュールメーカーもDDR4 SDRAMのモジュールを展示。一部では動作デモを披露するなど、新しいフラッグシップ環境の市場投入が間近に迫っていることを感じさせた。

MSIが公開した、世界初となるDDR4メモリー対応のIntel X99チップセット搭載マザーボード。Haswell-E向けだ
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ASRockのIntel X99マザーボード「X99 Extreme6」(上)と、その下位モデル「X99 Extreme4」(下)
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