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 米Google傘下のYouTubeが新たな音楽配信サービスを開始するのに伴い、インディーズレーベルの多くの動画が数日中にYouTubeからに消えることになりそうだと複数の海外メディア(英Reutersや英Guardianなど)が現地時間2014年6月17日、英Financial Timesの記事を引用して伝えた。

 これらの報道によると、YouTubeは今夏にも有料の音楽サブスクリプションサービスを開始する予定。これに伴いYouTubeはレコードレーベル各社と新たなライセンス契約を結んだ。ところがその内容に異を唱える多くのインディーズレーベルが、契約の締結を拒んでいるという。YouTubeはすべてのコンテンツを新たな契約条項に基づき管理したいと考えており、合意しないレーベルのコンテンツについては、数日中に遮断を開始するとFinancial Timesは伝えている。

 YouTubeのコンテンツ/業務担当責任者、Robert Kyncl氏によると、同社は業界の95%のレコードレーベルと新たな契約を結んだ。当初は100%を目指していたが目標を達成できないことが分かったため、この状態でサービスを始めることにしたと同氏は話している。

 YouTubeが新たに始める音楽サービスには無料版と有料版があるという。Financial Timesによると、インディーズレーベルの多くは、新たな契約では無料版を著しく強化できる内容になっていると主張、有料版の利用者減につながると懸念している。

 これに対しYouTubeのKyncl氏は、懸念は事実に基づかないと反論。「我々の究極の目標は、できるだけ多くの人々に有料サービスを利用してもらうことだ」と述べている。

 報道によると、YouTubeの有料音楽配信サービスは月額制で、音楽や音楽ビデオには広告は流れない。同社は数日中に社内で試験運用を開始する。今後ユーザーインタフェースを改良したり、バグを取り除いたりし、今夏に一般公開する計画だという。