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写真1●VVAULT 7.0の画面
写真1●VVAULT 7.0の画面
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写真2●Vマイグレーション機能の概要(出典:オレガ)
写真2●Vマイグレーション機能の概要(出典:オレガ)
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 オレガは2014年6月18日、複数のストレージを束ねて論理的に1台のストレージとして使えるようにするストレージ仮想化ソフトの新版「VVAULT 7.0」(写真1)を発表、同日ダウンロード提供を開始した。新版では、古いサーバーから新しいサーバーへとデータを自動的にマイグレーションする機能「Vマイグレーション機能」を追加した。

 VVAULTは、Windows上で動作するストレージ仮想化ソフトである(関連記事:オレガ、ストレージ仮想化ソフト新版「VVAULT 6.0」でAmazon S3も混在可能に)。VVAULT自身をインストールしたWindows機の内蔵ディスクや外部NASなど、Windowsから扱える任意のボリュームを束ねて一つの仮想ボリュームとして運用できるようにする(ブロックレベルではなくファイル単位で仮想化する)。

 今回の新版では、古いサーバーから新しいサーバーへとデータを自動的にマイグレーションする機能を付けた(写真2)。Windows Server 2003のサポート切れにともなう新サーバーへの移行やファイルサーバーのリプレース、分散した複数台のサーバーを1台にまとめるサーバー統合、といった一般的なデータマイグレーションの用途に広く利用できる。

サーバー間でデータを自動的に移行

 マイグレーションの仕組みとして、VVAULT本体の機能を強化したほか、移行元サーバーの環境情報を抽出する専用ソフト「Vマイグレーションツール」を用意した。

 使い方はこうだ。まず初めに、移行元サーバー上でVマイグレーションツールを実行する。これによって得られた出力ファイルを、移行先サーバーのVVAULTに読み込ませる。これにより、移行先サーバー側に、移行元サーバーからユーザーアカウント、グループ情報、共有フォルダー情報、アクセス権限情報、などを引き継いだストレージボリュームができる。

 次に、今回強化したVVAULTのデータマイグレーション機能を使って、移行先サーバーのVVAULTから移行元サーバーにアクセスし、決められたスケジュールにのっとってデータを移行する。データの移行期間中は、エンドユーザーは移行元サーバーを使い続ける形になる。移行元サーバーに対してデータの更新が発生すると、その都度、更新情報を移行先サーバーに自動的に反映する。こうして全てのデータの移行が完了した段階で、エンドユーザーからのアクセス先を移行先サーバーへと切り替える。

 ライセンスには、有償版と無償版がある。有償版には、クライアントOS(Windows XP/Vista/7/8、Windows Home Server)向けの「Personal Plus」版と、サーバーOS(Windows Server、Windows Storage Server)向けの「Professional」版がある。企業向けライセンスの価格(8%消費税込み)は、クライアントOS向けが月額525円、サーバーOS向けが年額12万6000円。一方、無償版では、データ容量が2Tバイトまでに制限されるが無償でVマイグレーション機能を利用可能な新ライセンス「Business」を新設した。