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写真●「Cloud Days 九州/ビッグデータEXPO/スマートフォン&タブレット/Security」で講演する、本川牧場の本川和幸常務取締役
写真●「Cloud Days 九州/ビッグデータEXPO/スマートフォン&タブレット/Security」で講演する、本川牧場の本川和幸常務取締役
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 「社長がクラウドを知って、『これしかない』と即断した。実際、クラウドを使って構築した新システムは、当社の生産性改善に貢献している」。2014年6月19日、「Cloud Days 九州/ビッグデータEXPO/スマートフォン&タブレット/Security」のKEYNOTEに本川牧場の本川和幸常務取締役(写真)が登壇。「クラウドを活用した牛群管理の構築と生産性改善」というタイトルで講演した。

 本川牧場は、大分県日田市にある大規模牧場。牛乳の生産販売、子牛の育成・販売、肉用牛の育成・販売などを手掛ける。乳牛の搾乳頭数は1768頭、牛乳の1日あたりの出荷量は最少で45トン(夏)、最多で55トン(春)に及ぶ。量が多いだけでなく、「焼酎粕やおからなど食品製造副産物を使って加工した飼料の生産を約30年前から実施しており、ノウハウを蓄積している」(本川常務)。

 同社が進めているのは、いわゆる多頭飼育である。牛乳の生産価格がこの数十年、下落を続ける一方で、飼料や燃料費が高騰。その中で成長を維持するためには、大量の乳牛を飼育せざるを得ない。

 問題は、多頭飼育という状況の中で、「いかに牛一頭一頭に適した管理を実施し、生産効率を上げていくか」(同)。生き物が相手だけに、これを実現するのは容易ではない。