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 台湾の大手製造受託業者2社が、米Appleの新型iPhoneを製造するために雇用を大幅拡大すると、複数の海外メディア(英Reuters英Financial Timesなど)が現地時間2014年6月23日までに、台湾の経済日報(Economic Daily News)の記事を引用して伝えた。

 それによると、Appleの主要製造業者である、台湾Hon Hai Precision Industry(鴻海精密工業)傘下の中国Foxconn Technology(富士康科技)は、新規に10万人超の工員を雇い入れる計画。これは、同社が中国で一度に新規雇用する数として最大規模だと、経済日報は伝えている。

 一方、台湾の設計・製造受託サービスPegatron(和碩聯合科技)は、同社の中国工場で工員を30%増やす計画。これにより、大きな需要が見込まれる新型iPhoneの製造態勢を整えるという。

 「iPhone 6」という名称で噂されている次期iPhoneは、今秋にも市場投入されるとの観測が流れている(関連記事:「iPhone 6」は5月にディスプレイ量産開始か、4.7と5.5インチを用意)。報道によると、Hon Haiは新型iPhoneの70%を、Pegatronは残りの30%を製造する見込み。

 Hon HaiとPegatronは、いずれもiPhoneとiPadの組み立てを手がけている。このうちHon Haiは、世界最大の電子機器製造受託業者で、Appleの主要サプライヤー。ただFinancial Timesによると、ここ最近はPegatronが受注を増やしたり、WistronやCompal Electronicsといった他の台湾企業が「iPhone 5c」や「iPad mini」を受注したりしており、Hon Haiの競争優位性は低下しつつあるという。