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タブレットで「GALAPAGOS STORE」で販売する電子書籍を「ブラウザビューア」で全画面表示したイメージ
タブレットで「GALAPAGOS STORE」で販売する電子書籍を「ブラウザビューア」で全画面表示したイメージ
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Internet Explorer 11で「GALAPAGOS STORE」を表示したところ。電子書籍の表紙をタップするだけで、すぐに試し読み用の子画面が表示される
Internet Explorer 11で「GALAPAGOS STORE」を表示したところ。電子書籍の表紙をタップするだけで、すぐに試し読み用の子画面が表示される
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シャープ デジタル情報家電事業本部モバイルソリューション事業部の辰巳剛司事業部長
シャープ デジタル情報家電事業本部モバイルソリューション事業部の辰巳剛司事業部長
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 シャープは2014年6月30日、アプリを追加インストールしなくてもWebブラウザーだけで電子書籍を閲覧できる「ブラウザビューア」を、電子書店事業者などに提供すると発表した。

 シャープは、一般消費者向けの電子書店「GALAPAGOS STORE」を運営するとともに、電子書店事業者や一般企業に電子書籍技術を提供する事業も行なっている。従来の「ブラウザビューア」はパッケージによる提供だけだったが、ネットワーク経由でアプリを提供するASP型サービスも始める。また、新たに「EBLIEVA(エブリーバ)ブラウザビューア」というブランド名を冠する。

 通常、電子書籍コンテンツを閲覧するときには、パソコン、スマートフォン、タブレットなどの端末にアプリを入れる必要がある。しかし、OSごとにアプリを開発したり、アップデートしたりするのには大きな手間がかかっていた。EBLIEVAブラウザビューアのようにHTML5を利用したWebブラウザービューワーなら、アプリのインストールが不要で、複数のOSにも簡単に対応できる。EBLIEVAブラウザビューアは、Internet Explorer 9.0以上、Mozilla Firefox、Google Chrome、Safariなどに対応。再生できる電子書籍フォーマットはEPUB3のほか、シャープが開発したXMDF、集英社が開発したコミック用のOMF、PDF、JPEGなど。シャープでは、EBLIEVAの開発に際して、100社以上から検証用の電子書籍ファイルの提供を受け、きちんと表示できるよう品質を向上させてきたという。

 今回新たに発表したASP型サービスでは、シャープがコンテンツ配信サーバーを用意するので、初期費用や開発費を抑えつつWebブラウザー型の電子書籍サービスを導入できる。ASP型サービスの具体的な料金は、発表会では明らかにしなかった。

 シャープは、同社の「GALAPAGOS STORE」でも、Webブラウザービューワによる「試し読み」機能を導入。6月30日~7月31日のキャンペーン期間中に、243冊の電子書籍をWebブラウザー上で読めるようにする。シャープ デジタル情報家電事業本部モバイルソリューション事業部の辰巳剛司事業部長は、「Webブラウザービューワーの分野では後発だが、優れた技術とこれまで培った関係を生かして、シェアトップを目指す」との目標を掲げた。