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 米Twitterは現地時間2014年7月1日に米証券取引委員会(SEC)に提出した臨時報告書(Form 8-K)において、新たな最高財務責任者(CFO)として元米Goldman Sachs幹部のAnthony Noto氏を指名したことを明らかにした。現CFOのMike Gupta氏は30日以内に辞任し、戦略的投資部門担当上級バイスプレジデントに就任する。

 Noto氏(46歳)は、1999年~2008年にGoldman Sachsに勤務したのち、2008年2月~2010年9月まで全米フットボールリーグ(NFL)のCFOを務めた。その後Goldman Sachsに戻り、2010年10月~2014年6月までテクノロジー、メディアおよび通信企業向け投資銀行部門担当マネージングディレクターを務めた。

 同報告書では、Noto氏の年棒を25万ドルとすることも明らかにしている。それに加えて、同氏は今後4年で制限付き株式150万株を受け取る。普通株50万株を購入する権利も取得する。

 米Wall Street Journalによると、現在の価値で換算した場合、制限付き株式150万株は約6300万ドル、普通株50万株は約2100万ドルに相当する。

 Noto氏は、2013年11月のTwitterの新規株式公開(IPO)を指揮した人物として知られる。取引初日に73.5%高の値を付けたTwitterだが、ユーザーの伸び率鈍化を投資家らが懸念し、同社株価は今年に入ってから30%以上下落している(英Financial Times)。

 同社では、6月12日にAli Rowghani最高執行責任者(COO)が突如辞任し、Rowghani氏とCostolo最高経営責任者(CEO)との間に意見対立があったなどと報じられた(関連記事:TwitterのNo.2、Ali Rowghani氏がCOOを辞任)。また同日、メディア部門担当バイスプレジデントのChloe Sladden氏が同社を去ることを発表している(米New York Times)。

 しかしNoto氏の採用は投資家らに好意的に見られているようで、7月1日のTwitterの株価は一時42.95ドルまで上昇し、前日比2.64%(1.08ドル)高の42.05ドルで通常取引を終えた。