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 米Microsoftは現地時間2014年7月1日、同社サービスにおけるさらなるプライバシー保護の取り組みについて発表した。Webメールサービス「Outlook.com」およびクラウドストレージサービス「OneDrive」における暗号化をいっそう強化する。

 Outlook.comでは、受信および送信メッセージに対してTLS(Transport Layer Security)に基づく暗号化を採用する。「相手の電子メールサービスもTLSを使用していれば、より強固な保護を実現する」としている。

 また、電子メールプロバイダー間の送受信メールに、暗号解読を困難にする仕組みであるPFS(Perfect Forward Secrecy)を実装する。

 OneDriveでもPFSをサポートし、Webサイト、モバイルアプリケーション、同期クライアントを通じたアクセスに対してPFSを有効にする。

 Microsoftは、昨年12月に米政府が大手インターネット企業のデータセンターの通信を傍受していたと報じられて以降、各種サービスの暗号化強化に取り組んでいる(関連記事:Microsoft、政府の盗聴行為への対抗策としてサービス暗号化を強化 )。

 そのほかMicrosoftは、「Microsoft Transparency Center」をワシントン州レドモンドの本社キャンパス内に開設したことも明らかにした。Transparency Centerでは、各国政府は主要なMicrosoftサービスのソースコードを参照し、バックドアが無いことを確認できる。MicrosoftはこのほかにもTransparency Centerを設置する予定で、ベルギーのブリュッセルでの開設計画を進めている。

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