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写真●「IT Japan 2014」で講演するLINEの森川亮代表取締役社長(写真:井上裕康)
写真●「IT Japan 2014」で講演するLINEの森川亮代表取締役社長(写真:井上裕康)
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 LINEの森川亮代表取締役社長は2014年7月4日、東京都内で開催された「IT Japan 2014」(日経BP社主催)で講演した(写真)。無料通話・メッセンジャーアプリ「LINE」の開発に至る経緯や独特の組織運営方針について語った。

 森川社長は日本テレビ放送網、ソニーを経て、2003年にLINEの前身に当たるハンゲームジャパンに入社している。ハンゲームはパソコン用オンラインゲームのヒットで業績を伸ばしたが、その後ネットゲームの主流はモバイル端末へと移った。

 「パソコンでは成功を収めたが、ガラケー(従来型携帯電話)の事業はあまり伸びなかった。その後スマートフォンが登場したときに、『スマートフォンという新しいプラットフォームではナンバーワンになろう』と心に決めた」(森川社長)

 新規事業を準備していた2011年3月に東日本大震災が発生。これを受けて、家族や親しい人同士のクローズドなコミュニケーションに焦点を当てる形で、同年6月にLINEのサービスを始めた。その後急成長し、全世界で4億ユーザーを越え、LINE関連アプリのダウンロード数が10億件を突破するまでになっている(関連記事:LINEがサービス開始3周年、関連アプリを含むダウンロード数が10億件を突破)。

 森川社長は、LINEを育ててきた独自の組織文化について語った。「インターネットの世界はとにかく変化が速い。変化に対応できなければ生き残れない。トップとして、“天気”のように変わっていく組織になるよう心がけている」という。