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 米Appleが中国において、音声認識関連の特許を巡る裁判で敗訴したと、複数の海外メディア(英Reuters米Wall Street Journal英Registerなど)が報じた。

 Appleは、中国Zhizhen Internet Technology(智臻網路科技)が保有する音声認識に関する特許が無効だと主張し、Zhizhenと中国の国家知識産権局を提訴していたが、北京第一中級人民法院は現地時間2014年7月9日、同特許を有効と見なす判断を下した。Appleは上訴する意向を示している。

 Appleの広報担当者は、「残念ながら、当社は『Siri』を導入する前にZhizhenの特許を認識していなかった。当社は同特許を使用しているとは思わない」とし、「別の裁判でこの問題の審理が行われる一方で、当社はZhizhenに対して正当な議論への窓を開けておく」と述べた。

 Zhizhenは2012年に、AppleのSiriが自社の特許を使用しているとして、知的財産侵害でAppleを提訴した。これを受けAppleは、国家知識産権局の専利復審委員会に同特許の有効性を見直すよう求めたが、同委員会は特許が有効だと回答。そのためAppleは2013年にZhizhenと国家知識産権局を相手取って裁判を起こした。