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 米Microsoftは現地時間2014年7月9日、クラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」の強化と、クラウド型グループウエアサービス「Office 365」の新プランを発表した。

 Azureクラウドサービスと連携するハイブリット型ストレージの新モデル「Azure StorSimple 8100」「同8600」を8月1日に発売する。StorSimple製品により、企業はプライマリストレージ、バックアップ、アーカイブ、リモートレプリケーションなどさまざまなデータ管理を集約し、ストレージ管理コストの削減、迅速な災害時復旧、効率的なクラウド移行を実現できるとしている。

 また、6月に発表したクラウドベースの機械学習プラットフォーム「Azure Machine Learning(ML)」の公開プレビュー版を、7月14日にリリースする。Azure MLは、新たな分析ツールを備え、「Xbox」や「Bing」など各種Microsoft製品向けに開発されたアルゴリズムと、機械学習に関するMicrosoftの知識や技術をベースにする(関連記事:Microsoft、機械学習のクラウドサービス「Azure ML」を発表)。

 Office 365では、新たに3つの中小企業向けプランを10月1日より提供する。「Office 365 Business」では、Office 365の全アプリケーション(Outlook、Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Publisher)と、企業向けオンラインストレージサービス「OneDrive for Business」を1Tバイト利用可能。月額利用料は1ユーザー当たり8.25ドル。

 「Office 365 Business Essentials」は、ビジネス向け電子メールとカレンダー機能、Web版オフィスアプリケーション「Office Online」、オンライン会議やIM、オンラインストレージなど、ビジネスに必要な基本的機能を提供する。1ユーザー当たり月額5ドル。

 「Office 365 Business Premium」は、Office 365 Businessと同Business Essentialsの全機能を利用できる。月額利用料は1ユーザー当たり12.50ドル。

 これら新プランは、現行の「Office 365 Small Business」「同Small Business Premium」「同Midsize Business」と置き換える。大規模企業向けの「Office 365 Enterprise」プランは従来どおり継続する。

 また同社は、これまで「Oslo」の開発コード名で呼んでいた、Office 365向け新アプリケーションの正式名を「Delve」とすることを発表した。Delveは、よりパーソナルな文脈に基づいて高度な関連付けを実現する構造「Office Graph」をベースにする。年内に、Office 365ユーザーを対象に利用可能にする。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]
[発表資料(3)]