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写真●mPLATの概要(出典:野村総合研究所)
写真●mPLATの概要(出典:野村総合研究所)
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 野村総合研究所(NRI)は2014年7月10日、同社の統合運用管理ソフト群「Senju Family」全3製品の機能をまとめてSaaS型で提供するサービス「mPLAT(エムプラット)」を発表した(写真)。2014年8月から提供を開始する。Senju Familyのソフトウエア機能をSaaS型で提供することに加えて、運用業務プロセスの構築SIサービスや運用のアウトソーシングなども請け負う。クラウド型で提供することで、自社で構築よりも短期間で運用管理システムを利用開始できるとしている。

 mPLATは、クラウドサービスとして利用できる運用管理ソフト。Senju Familyを構成する全3製品をSaaS化した。具体的には、(1)システム運用を自動化するソフト「Senju Operation Conductor」(Senju/OC)、(2)複数の運用管理ソフトの情報を収集して統合管理する基盤ソフト「Senju Enterprise Navigator」(Senju/EN)、(3)ITIL準拠のサービスデスク業務ソフト「Senju Service Manager」(Senju/SM)――で構成する。

 SaaSの提供メニューは、Senju Family 3製品の基本的な機能をまとめた「ベース」と、ベースには入らない「オプション」機能群で構成する()。「ベース」サービスの利用料金(税別)は、初期費用が50万円から、月額利用料が25万円から。「オプション」サービスについては、それぞれ個別見積もり。なお、SaaSの提供プラットフォームにはAWS(Amazon Web Services)を利用している。

表●mPLATのサービスメニュー
提供メニュー運用基盤サービス構築/運用サービス
ベースモニタリング(監視)
ジョブスケジューラー
キャパシティ管理
アラート通知
ランブック自動化
イベント管理
インシデント管理
初期構築支援
維持管理支援
問い合わせ窓口
教育支援
オプションITサービス管理
ログ管理
バックアップ
メッセージ集約
高度フィルタリング
ダッシュボード
マスター登録/設定
運用支援
運用自動化支援
プロセス設計支援
その他任意のサポート

 Senju Familyを構成する全3製品の概要は以下の通り。

 (1)のSenju/OCは、発生したシステム障害を自動的に切り分け、その結果に応じて複数パターンの対応を自動的に実行するソフト。これまでオペレーターが手順書に従って実施していた診断/復旧作業を自動化する。Senju/SMと併用すると、システム変更などのサービス要求の申請/承認からジョブ起動/停止やコマンド実行までを自動化できる。

 (2)のSenju/ENは、運用管理ソフトや情報システムの管理情報を収集して統合管理できるようにする基盤エンジンであり、運用管理ソフトとの接続アダプターやメッセージ処理(ルールに応じたイベント処理など)、情報を可視化するビューなどのエンジンを用意する。

 (3)のSenju/SMは、運用管理ソフトが出力したイベント通知やエンドユーザーからの問い合わせ/サービス要求をインシデント(問題案件)として一元管理し、ワークフローによる問題管理/変更管理機能を提供する。過去のシステム障害事例やFAQのナレッジを参照することも可能である。