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 今どきのデータプロジェクターはすごい。何がすごいかというと、使い勝手が一昔前では考えられないほど向上しているのだ。

 社内会議や営業先で、ビジネスマンがプロジェクターを使ってプレゼンテーションする機会は確実に増えている。使い勝手の良しあしは、すなわちプレゼンの印象をも左右する。「しょせん道具さ。何でも同じ」と割り切るのはもうよそう。プレゼンを成功に導くために、もっとプロジェクターの使い勝手に興味を抱いてみてはいかがだろうか。

 もちろん、プレゼンで成功するためには、聞き手の心に届くコンテンツを作ることが不可欠だし、プレゼンの前提として基本的なコミュニケーション能力を身に付けることも大切だ。しかし,プロジェクターをうまく使いこなすことも、実はプレゼンの成否に大きく影響するのである。

 例えば、プロジェクターのセッティングについて考えてみる。社内の会議室や得意先に着いたら、あいさつもそこそこに、プレゼンの準備をすることになる。プロジェクターを取り出し、机の上に置いて電源を投入。パソコンをつないだら、適当なサイズの画面になるよう本体を前後左右に動かしてやる。

 このプレゼンが始まるまでの“間”は、意外にばつが悪いものだ。準備に手間取れば、プレゼンを聞かされる相手からすると、「忙しいところ時間を作ったのに」「要領の悪いやつだなぁ」など、良い印象を持ってもらえない。

 こういう観点でプロジェクターを選べばどうなるか。例えば、無線LANに対応した製品なら、映像ケーブルをパソコンとつなぐ手間が必要ない。こうした製品は、電波で画面データをプロジェクターに送り届ける。プロジェクターを設置したら、後はパソコン上の専用ソフトを起動するだけ。すぐにプレゼンが始められる。

 ほかにも、メーカーごとにプレゼンの“間”を作らないための様々な工夫がある。「電源オン後、数秒で画面投影が始まる」「電源ケーブルをつなぐと同時に電源がオンになる」「オートフォーカスでピントを正してくれる」「足が自動的に飛び出し、記憶しておいた角度に本体を仰向かせる」「ケーブルをつないだ端子に入力を自動的に切り替える」——。

 画面のゆがみを自動的に正してくれる製品も多い。プロジェクターは、机の上に置いて仰向く角度で壁に投射する関係上、どうしても映った画面が台形状にゆがんでしまう。そこで、本体のメニューボタンを何回も押して、「台形補正」と呼ぶ調整を行う。最近では、この調整を全自動でできる製品が一般的になりつつあるのだ。センサーを用いて画面のゆがみ度合いを検出し、リアルタイムに正してくれる。

 撤収をスマートに見せる工夫を採り入れる製品もある。プロジェクターは構造上、ランプを冷やすために電源をオフにした後も数十秒は冷却ファンを回し続ける。プレゼンが終わり「では帰ります」と言ったものの実際にはなかなか帰れず、ちょっとバツの悪い思いをした読者も多いだろう。

 そこで、最近では内部バッテリーでファンを回したり、冷却する必要のない製品などが登場。プレゼン終了と同時に電源ケーブルを抜くことのできる製品だ。さっさとプロジェクターを片づけることが可能で、スピーディな撤収ができる。

 さっとプレゼンを始め、さっと片づけて帰る。できるビジネスマンは、かくありたい。相手にも好印象を与える。

 データプロジェクターを購入する機会に恵まれたら、価格以外のこうした使い勝手のチェックは怠らないようにしたいものだ。それが結果として、プレゼンを成功に導いてくれるかもしれない。