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 日経マーケット・アクセスが企業の情報システム担当者を対象に行った調査で,2006年11月の「IT予算執行率INDEX」を回答者の企業規模(下記注釈参照)ごとに比較した。

 「利用者300人未満」の小規模ユーザーと「300人以上1000人未満」の中規模ユーザーは今回,ともに予算執行率INDEXが-5.0で並んだ。前回も「300人未満」は平均-7.3%,「300人以上1000人未満」は同-6.8%で,この両者は近い値だった。

 これに対して「1000人以上」の大規模ユーザーは,前回は-3.4%で先の両者とやや差がついていたが,今回は予算執行率INDEX-5.3で,中小規模とほとんど変わらない結果になった。

 内訳で見ると,「1000人以上」では前回14.9%を占めていた「10%~20%の超過」の比率が今回は7.4%に半減。「10%~20%の未達」と「20%~50%の未達」が今回はともに13.6%(前回はともに8.5%)と約5ポイント増えた。

 「300人以上1000人未満」も内訳の変動が大きく,「10%~20%の超過」が11.9%→3.8%と大幅減,「10%~20%の未達」が5.1%→14.6%と大幅増,しかし「50%超の未達」も10.2%→5.4%とほぼ半減したため,全体としては前回の予算執行率INDEXより1.8ポイント・プラス側に動いた。

◆注
 調査実施時期は2006年12月上旬~中旬,調査全体の有効回答は6066件,うち情報システム担当者の有効回答は1294件,本設問の有効回答は844件。
 本文中の「予算執行率INDEX(平均の予算執行率)」は,選択式回答の「50%超の未達」を-65%,「20%~50%の未達」を-35%,「10%~20%の未達」を-15%,「10%未満の未達~10%未満の超過(ほぼ予算通り執行)」を0%,「10%~20%の超過」を+15%,「20%~50%の超過」を+35%,「50%超の超過」を+65%に換算して加重平均した。
 「企業規模」は,「回答者が担当・関与する情報システムを利用している就業者数(従業員,パート/アルバイト,派遣就業者を含む)」について聞いたものである。

図●2006年11月の企業規模別IT予算執行率