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 日経マーケット・アクセスの月次調査「日経マーケット・アクセスINDEX(日経MA-INDEX):企業情報システム」の2007年1月版では,情報通信製品/サービス・ベンダーとシステム・インテグレーター(SIer)の主要企業について,その企業を「今後利用したい」(利用意欲)と感じているかを聞いた。

 2006年10月調査の集計では,対象SIerのビジネス領域と自分の職務領域に「接点がある」としているかどうかを問わずに集計したところ,利用意欲を喚起している大手SIerの実質的なトップ3は富士通ビジネスシステム(FJB,32.4%),NECフィールディング(30.9%),富士通サポート&サービス(Fsas,28.9%)だった(脚注参照)。今回は対象SIerのビジネス領域と「職務上接点がある」とした回答者に限定して,より現実的な利用意欲を見ることにした。

 その結果,利用意欲を喚起しているSIerのトップは今回もFJB,次いで前回は回答数が少なく集計対象外だった富士ゼロックスが,有効回答数の下限ぎりぎりながら2位に食い込んだ。3位は0.8ポイントの間に日立電子サービス(電サ),NECフィールディング,Fsasのメーカー系で運用保守・アウトソーシングに強いSIer3社に,独立系でソフト開発中心の富士ソフトを加えた4社が横並び。続くNECソフト,NTTデータ,ネットワンシステムズ,伊藤忠テクノソリューションズ,大塚商会の5社もほとんど差がない。2006年10月調査では富士ソフトとほぼ並んでいたCSKシステムズが,今回の集計では他の14社からやや取り残される位置となった。

 ちなみに「職務上接点がある」回答者に限定しなかった場合の利用意向は,首位は富士ゼロックス(37.8%)で,2位以下に7ポイント以上の大差をつけた。その後は2位ネットワンシステムズ(31.1%)から富士ソフト,FJB,NECフィールディング,Fsas,ネットマークス,NECソフト,電サ,リコー(26.8%)まで合計9社が4.3ポイントにひしめく大接戦。有効回答数30以上の19社のブービー争いはオービック(18.8%)とCSKシステムズ(17.2%)だった。

◆注
 調査実施時期は2007年1月中旬,調査全体の有効回答は2523件,うち情報システム担当者の有効回答は548件。
 回答者が,対象SIerのビジネス領域と自分の職務領域に「接点がある」とした回答者の数nを100%とした時の比率。n=30以上を得たSIer15社のみを掲載した。
 2006年10月調査での「実質的な利用意欲トップ3」は,「今後利用したい」「強い存在感がある」「会社に勢いがある」のいずれかを「はい」とした回答者の数nを100%とした時の,「今後利用したい」とした回答者の比率。

図●主要システム・インテグレータ15社に対する「利用意向」