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 米Symantecが,2007年2月のスパムに関する調査報告書(3月版)を発表した。それによると,メール・ゲートウエイでスパムと判定されたメールは全メールの70%あり,やや増えた程度で大きな変化はなかったという。

 スパムの分野は,医療関連の24%,各種製品の24%,金融関連21%,インターネット関連15%が多い。アダルト関連と詐欺は3%にとどまった。発信地域別にみると,北米が約40%で最も多く,欧州の30%強,アジアの約15%がそれに続く。

 メッセージをメールに添付した画像で伝える画像スパムは,全スパムに占める割合の変動が大きい。2月末時点の割合は38%だった。

 画像スパムの新たな手口として,画像内の文字列を傾けたり,わざと重ねたりするものがあったという。こうした文字列の細工について,Symantecは「OCR機能を備えるスパム対策技術の回避を狙っている」とみる。

 Symantecによると,カジノ関連のスパムは最近まですべて英語だったが,2月になってドイツ語,イタリア語,フランス語で書かれた事例が急増したという。画像スパムでも,英語以外の複数言語で書かれた例が増えている。

[発表資料(PDF形式)]