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 環境保護に取り組む非営利団体Greenpeaceは,電子機器メーカー14社の“エコ・フレンドリー度”に関するを調査結果を,オランダで現地時間4月3日に発表した。それによると,トップは10点満点中8点を獲得した中国のLenovoで,最下位は2.7点の米Appleだった。

 調査では,各社が製品に利用している有害物質の量や,製品回収およびリサイクルに対する取り組みを得点化して10点満点で評価した。

 今回は,2006年8月と12月に実施した調査に次いで3回目。Greenpeaceによると,市場の圧力や消費者の期待がメーカーの改善を促し,14社のうち9社が5点以上を獲得したという。

 Lenovoは初回の調査で最下位だったが,全世界における製品回収や,有害物質の利用削減などによってトップに躍り出た。Greenpeaceは,「今後はPVC(ポリ塩化ビニル)とBFR(臭素化難燃剤)を使用しない製品への移行を期待したい」としている。

 一方,Appleは昨年から一向に改善がみられず,14社中で最下位という不名誉に甘んじている。Greenpeaceは,「製品デザインなどで業界をリードしているにも関わらず,予防措置が不十分で,使用している規制物質を開示していない。また,PVCとBFRの削減についても明確なプランがなく,製品回収も徹底していない」と指摘している。

 Appleが唯一、肯定的に評価されたのは,回収した廃棄物の海外輸出と廃プラスチック製品の溶解リサイクルを禁じている点,重量当たりにおけるリサイクル量の開示だった。

 スウェーデンEricssonとソニーの合弁企業であるSony Ericsson Mobile Communications(3位)と韓国LG Electronics(7位)は,自社製品の回収方針が全世界で一貫していないことが減点対象となった。

[発表資料]
[調査レポート(PDF形式)]