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 「Web 2.0とサービス指向アーキテクチャ(SOA)は,企業や行政機関の変革において大きな役割を担うだろう」。このような調査結果を,米Capgemini USが米国時間4月24日に発表した。この調査は,米ジョージア州アトランタで開催中の独SAPのイベント「SAP SAPPHIRE 07」で100人を超える参加者を対象に実施したもの。ユーザーが製品やサービスに対してより多くの発言権を求めるため,これら2つの技術が重要になるという。

 調査の結果,回答者はWeb 2.0技術により従業員,顧客,サプライヤの間でコラボレーションのレベルが高まることを期待していることが分かった。一方のSOAに対しては,この技術を通じて事業とITの連携強化を期待しているという。現在Web 2.0アプリケーションを導入している回答者は22%だけだったが,38%は「近い将来,導入を計画している」と答えている。また,40%は「SOAにより,現在および長期的にメリットがもたらされる」と考えていることが分かった。

 Capgeminiの最高技術責任者を務めるAndy Mulholland氏は,「イノベーションという名のゲームにおいて,Web 2.0とSOAのワン・ツー・パンチは導入者にとって強烈な一撃となるだろう」とコメントしている。

 この調査の回答者は,Web 2.0技術によりコラボレーションの分野が最も大きな影響を受けるとしているが,「使用可能なデータの開放(18%)」や「コンテンツとサービスの相乗効果による柔軟なビジネス・モデルの構築(12%)」といった効果も期待できると考えている。
 
  SOAについては,これまでの評価段階から導入段階に移行している。2006年の同時期に実施した調査では,回答者の28%が「SOAの概念を良く知らない」と答えていたが,今回の調査では,評価段階の事例も含めて44%以上がSOAを導入しているという。

 このほかにも,回答者はIT部門の最優先事項として「Webサービスの導入(34%)」,「アーキテクチャの開発(26%)」,「アプリケーションの統合(23%)」を挙げている。2007年の課題としては,「グローバル化(31%)」,「競争の激化(22%)」,「イノベーション(22%)」などを挙げている。

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